最近はお金にまつわる話題も増え、将来に向けた資産形成を考える方も増えています。
ですが漠然と貯金しようと思ってもそううまくいかないことも多いはず。
ですが、少しお金について知るだけで大きく変わります。
しっかり貯める目標を持って、お金の使い方を考え、お得に節約すれば十分なのです。
今、問題になっている年金について
最近様々な場所で老後資金についての話を耳にするようになりました。
平均寿命の延びから老後期間が長くなり、これまでの年金制度のみでは賄えないということです。
しかしこれは当然のことで、国民年金制度が始まった昭和36年において受給開始は65歳から、一方で男性の平均寿命は65.32歳。
多くが年金をもらいはじめる前後で死亡していたので、年金を長期間支給することが少なかったのです。
そこから時代とともに平均寿命は延び続け、平成29年では男性の平均寿命は81.09歳にまでなりました。
年金の受給期間が0.32年だったのが16.09年になったのですから、年金が足りなくなるのは当然のことですね。
老後資金の自助努力
そこで金融庁が老後資金に2000万円必要との試算を出したのですが、これがかなりの批判を受けましたね。
たしかに、いきなり2000万円と言われるとなかなかインパクトがありますし、寝耳に水といった人が多かったのでしょうか。
ちょくちょく囁かれていた、今の若者は年金がもらえないのではという噂と、世代ごとの不公平感などがある中で今回の発表です。
メディアに年金制度が崩壊するかのように取り上げられてしまいました。
いままでの漠然とした不安を煽られ、若い世代の怒りを買ってしまったのではと思います。
ですが年金制度が崩壊しないにしろ、自分のお金をプラスしたほうが豊かな老後を送れることは事実。
今のうちからお金について考えるべきです。
お金について考えることは別に卑しいことではないのです。
まずは節約
では、お金を貯める第一歩ですが、節約をしましょう。
収入は簡単に増えませんが、支出は減らす余地が意外とあります。
生活水準を落とさずに節約するには、固定費の削減が一番。
電気・ガス会社は自由化により選べるようになったので、見直してみましょう。
プランやアンペア数を考えるのも忘れずに。
スマホは格安SIMで契約し、余分なプランは削ります。
通信容量が多いと高くなりがちなので、足りないならポケットwifiも検討してみてください。
その他は安売りしているお店を見つける、コンビニを使わないといった感じでしょうか。
同じ商品でもコンビニとドラッグストアでは値段が大きく違うことがありますので、数百円の商品だからとスルーしないでください。
塵も積もれば山となりますよ。
支払いはキャッシュレスで
次に各種支払いですが、基本的にキャッシュレスで行いましょう。
なぜならばクレジットカードなどのポイントが還元されるからです。
使用するクレジットカードはお好みで構いませんが、自分が普段よく使うサービスで使用できるポイントや、還元率の高さで選ぶのがおすすめです。
還元率が1%であれば、毎回の支払いが1%OFFになっているとも言いかえられます。
特に家賃や光熱費の支払いをカードにするだけでも、毎月のポイント還元は無視できないものになります。
最近はやりの〇〇Pay系は、キャンペーンで20%還元になっていたりするのでかなりお得です。
ですがお得だからと言って不要なものを買わないように注意しましょう。
余裕があれば資産運用も
基本的に支出を抑えていくだけで十分お金を貯めることができますが、余裕があれば資産運用も始めてみてください。
銀行預金も資産運用の一つですが、超低リスク・超低リターンが続いています。
実際にはインフレがありますので、相対的にお金の価値が下がっている状態です。
そのままでは資産が目減りしているのと同じですね。
しかし知識がないと不安も大きく、運用効果もイマイチ実感できないのも事実。
開始は早いに越したことはありませんが、無理せず自分で理解して納得したものだけ実践していってください。
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